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治療症例

治療症例

PRP療法、APS療法

永井整形外科医院では、2019年2月よりPRP療法・APS療法(次世代PRP)を開始しました。
患者さん自身の血液から治療に必要な成分を抽出し、患部に注入することで本来備わっている自然治癒力を高め、損傷組織の治癒を目指す再生医療です。

※ PRP療法・APS療法は健康保険適応外の治療法ですので自費診療となります。

ひざ関節の痛みと炎症

膝関節症の関節内(下図)では、軟骨の破壊成分を作り出す炎症性サイトカイン(IL-1、TNFα)という悪いタンパク質の働きが活発になっています。悪いタンパク質は軟骨の破壊成分(MMP)の生産を促進します。
悪いタンパク質は、炎症を悪化させ関節の痛みを増加させます。これを放置すると軟骨の破壊が進み、最終的にはひざ関節機能が失われ、軟骨全体の変性が進みます。

APSのメカニズム

私達の体の中には、炎症を抑える抗炎症性サイトカイン(IL-1ra、sIL-1R、sTNF-R I、sTNF-R II)という良いタンパク質も存在します。良いタンパク質は悪いタンパク質の働きをブロックし、軟骨破壊に傾きがちな関節内のバランス改善に関係します。

APSは自己タンパク質溶液、Autologous Protein Solutionの略称で、患者さんご自身の血液から炎症を抑える良いタンパク質と軟骨の健康を守る成長因子を高濃度抽出した溶液です。

APS療法は、悪いタンパク質が過剰に存在する関節内に、良いタンパク質が豊富なAPSを抽出し、炎症バランスを改善することで痛みを軽くし、軟骨の変形や破壊を抑えようとする治療です。

治療の流れ

本治療は次の3つのステップで勧められます。

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