症状

首〜肩甲骨の痛みと、肩～上肢の痛みやシビレが出ることが多く、頚椎を後ろへそらせると症状が強くなることが多いです。
時に引きちぎられるような耐えがたい痛みがでることもあります。
上肢の筋力低下や感覚の障害が生じることも少なくありません。

原因と病態

加齢変化などのため、頚椎に骨棘（骨のとげ形成）や椎間板の膨隆を生じ、それらによって脊髄からわかれて上肢へゆく「神経根」が圧迫されたり刺激されたりして起こります。

診断

知覚障害や筋力低下等の有無、疼痛誘発テスト等の理学所見と、レントゲンや必要に応じてMRIやCTで頚椎症性変化や椎間孔の狭窄を確認します。

治療

投薬や頚椎牽引などのリハビリが行われる事が多く、一般的には数ヵ月で治癒していきます。症状が出ないよう、首を後方へ反らさないように気をつける事も大切です。症状が強い場合は、星状神経節ブロック療法や神経根ブロックを行うこともあります。

筋力低下が著しい場合や、上述の治療を続けても強い痛みで仕事や日常生活が障害されている場合、手術的治療を行う事もあります。

首･肩のシビレにお悩みの方へ
まずは当院へご相談ください

症状は一人ひとり違い、治療法も多岐にわたります。
当院では丁寧な診察・診断を元に、患者様一人ひとりに応じた包括的な治療を行なっております。

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